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日本の奇跡の復興を支えた職人たち

  1. 8月15日は、終戦記念日です。毎年この時期になると、あの焼け野原から立ち上がった日本の姿に想いを馳せます。終戦直後、焦土と化した日本の風景。空襲で焼き尽くされ、何もかもを失ったこの国に、希望の光が差し込むまでには、数十年の月日がかかりました。

その復興の立役者が誰だったのか?

華やかな政治家や財界のリーダーたちに注目が集まりがちですが、私は声を大にして言いたい。本当の復興の礎を築いたのは、名もなき町工場の職人たちだと。..旋盤を回す音が響く町工場。鉄の粉にまみえながらも、手を抜かず、嘘をつかず、黙々と腕を振るう職人たち。彼らは、自分のつくる一つひとつの部品に心を込めていました。誰かの役に立つものを作りたい」「この国をもう一度、立ち上がらせたい」そんな思いが手の中に宿っていたのではないでしょうか。

大量生産、大量消費の波が押し寄せても、職人たちは技を捨てませんでした。効率よりも精度を、スピードよりも丁寧さを、いつも大切にしてきました。なぜなら、ものづくりとは、「魂」を込める行為だからです。私たちは、工務店という立場で家を建てています。決して「工場で家を量産」しているのではなく、お客様の暮らしと命を預かる「一棟入魂」の仕事だと思っています。家づくりもまた、かつての町工場と同じ、目立たなくても、時代遅れと言われても、心を込めた本物のものづくりを貫きたい。そう思うのです。

...この国のものづくりは、職人の誇りがあってこそ輝きます。私たちも、その系譜に連なる存在でありたいと、日々精進しています。...

 

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