木の家に住み替えたいと思っていますが、ベストなタイミングはいつですか?
タイミングが遅くなることによるメリットは特にありません。
木の家に住むタイミング
木の家は、住む人に優しい住宅です。小さな子供が裸足で歩くのにも適していますし、化学製品を極力使わないため健康にも良いとされています。そのため、子どもや妊婦さんがいる家庭にもピッタリの家だということになるでしょう。その点では、早く住むのが正解で、できれば子供が小さいうちにのびのびと過ごさせてやりたい住宅になります。
税金面も考慮
家は大きな買い物ですから、税金面もよく考えて購入する必要があります。たとえば、2019年の消費税増税はもう決定しているのですから、ここ数年の間に購入を考えているのであれば、消費税の増税前に購入したほうが断然お得です。たった2%の増税でも5000万円の家であれば100万円の増税です。
また、無垢の家はエコな造りになっていることが多く、自治体から助成金などを受けられる場合があります。こうした助成金制度も、期日の締め切りを設けている場合があり、昔は助成金があったのに先月打ち切りになってしまった、ということも珍しくありません。そうならないためにも、税金面などでは早く購入したほうがお得です。とはいえ、頭金がいくらあるのか、ローンをどのくらい組むのかによって支払い金額は全く変わってきます。全く頭金のない状態でローンを組んでしまうと、消費税で浮いた100万円以上の金利を払うことも珍しくありません。その点は良く計算してから購入を決めたほうがよいでしょう。
住宅価値は?
住宅の価値は、住んでいるとどうしても下がっていきます。特に新築の場合は人が住んで新築でなくなった瞬間に価値は大きく下がると言えるでしょう。再び売りに出すことも考えており、リセールバリューを考えて購入するならば、一番お得なのはきれいな中古の家を買うことです。ある程度家の価値が下がった状態で買えるので購入価格を抑えることが出来、それでいて住宅価値の下落の緩やかなのでそこそこの値段で売ることが出来ます。無垢の家は人気が高く、きれいに住めば木の質感に味が出るので、中古の家でも高く売れる可能性もあるでしょう。ただし、一般的には住宅は20年で土地だけの値段になると言われていますから、その点は覚悟しておく必要があります。
まとめ
無垢の家は、住んでいる時の快適さが一番の魅力です。小さなお子さんが触っても肌に優しく、家族が気持ちよく暮らせる家なので、できれば早い段階から住んで欲しい家になります。
とはいえ、一般の家よりも割高にはなるので、費用の面もよく考えてタイミングを決めるのが良いでしょう。