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間取りや空間の有効利用にも大きく影響する!?リビング階段の位置4つ。

リビング階段の位置

2階に続く階段の登り口をリビングに設けることで、2階の個室に行く家族がリビングにいる人と必ず顔を合わせることになり、コミュニケーションがとりやすいと人気のリビング階段。廊下のスペースを節約することで、リビングが広くとりやすいのもメリットです。しかし一口にリビング階段といっても、どこに設けるかで間取りはかなり変わってきます。

 

リビングの入り口近くに階段を設置

リビングを入ってすぐのところに階段の入り口を設けておけば、家族とのコミュニケーションを損なうことなく、それでいて2階から玄関までの導線もスムーズで効率よく過ごすことができます。

ただし、リビングの入り口と階段がキッチンなどから遠い場合は、結局目が届かない、ということもあるかもしれませんし、キッチンと階段が近すぎると、人によっては料理の匂いが2階まで上がってきて嫌だということもあります。

  

リビングの奥に階段を設置

リビングの奥に階段がある場合、コミュニケーションはしっかりとれるのでコミュニケーション重視の人には良い間取りになります。ただし、階段までの動線を工夫しないと、テレビの前を横切らないと階段が上がれなかったり、2階の部屋と水回りが遠くてなにかと面倒、ということもあり得ます。

 

吹き抜けスペースに階段を設置

吹き抜けスペースを作って、階段をそこに設置する方法もあります。吹き抜けがあることで部屋全体が広く見える上に、2階と1階でもコミュニケーションが取れるなど、メリットがいろいろある間取りです。

ただし吹き抜けやリビング階段はどうしても1階リビングの暖房効率が悪くなるので、シーリングファンを付けたり、セントラルヒーティングにするなどの工夫は必要でしょう。

 

オープンな階段でスペースを広く

階段の側面をオープンにしたり、蹴り込みのない階段にすることで階段もリビング空間の広がりの一部に見せることができます。リビングが広々と使えるほか、おしゃれな空間になりやすいので、リビング階段を生かした間取りといえますが、暖房効率は悪くなるのでその点は注意が必要です。」

また蹴り込みのない階段は埃が落ちてきやすいので、階段下のスペースの使い方も考える必要があるでしょう。

 

まとめ

家族のコミュニケーションがとりやすく、敷地の有効利用にもなるリビング階段ですが、どこに設置するかによってメリット・デメリットも生じます。ライフスタイルや、暖房設備、家を建てる地域の気候などによってどれを選ぶか考える必要があるでしょう。

 

 

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