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吹き抜けのある家

吹き抜けとは、家の1階から数階に渡って天井がなく、上下がつながっている空間のことをいいます。上層と下層の階を連続させることで、空間に広がりを持たせ採光を取り入れ、風を通り抜けやすくしたり空間を広く見せる効果があります。また、空間全体に緩やかな繋がりを持たせることができるので、どこにいても家族の気配を感じることができます。狭小住宅でも狭さを感じさせない工夫のひとつとして、吹き抜けが利用されることがあります。寝室などプライベートな空間は狭くても良い、しかしリビングは広く作りたいといったケースで利用されます。

吹き抜けのメリットとしては...室内が明るくなる

吹き抜けを作ると、2階の壁に窓を設置することになるので、自然と室内が明るくなります。吹き抜けを作ることにより、部屋の奥の方まで自然光を取り入れることが出来るようになります。

...開放感のある部屋になる

吹き抜けのある部屋で上を見上げると、2階の天井まで見渡すことができるので、視線の抜けが良くなり、圧迫感を感じず部屋全体を実際の広さよりも、開放的で広く見せる効果があります。

...風通しがよくなる

家を建てる場所や、間取り、設計などで変わりますが、吹き抜けを作る!ことにより、低い窓からの空気が高い窓へ流れていくため風通しが良くなり、自然換気を促すことが出来ます。

反対に、デメリットは...その対策は...

日光が多く入る吹き抜けは紫外線量も増えるので、家具など日焼けによる変色の影響を受けます。強すぎる日差しが気になる場合の対策としては、カーテンやブラインドなどで光量を調節しましょう。

温かい空気は上に、冷たい空気は下に行きやすく、冷暖房の効率が悪くなる。対策としては、シーリングファンを設置することで室内の空気を循環し室温を一定に保つことができます、冷暖房の効率アップにも繋がります。

吹き抜け天井が高いので、電球の交換や高い位置にある窓の掃除などが難しくなります。対策として、掃除やメンテナンス用にキャットウォークを設置すれば高い場所での作業も楽になります。

メリット、デメリットを理解したうえで、設計に取り入れることをおすすめします。...吹き抜けを無駄なスペースととらえるか、癒しのスペースととらえるかは、それぞれの考え方ひとつです...

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