昔の引っ越しといえば、大八車でゴロゴロと家財道具を運びましたが、現代の引っ越しの荷物は、4トントラック何台分もの量があります。その大量の荷物をどこで収納するのか？特に狭小地や、建ペイ率が厳しかったりで、延床面積が取りにくい時には、深刻な問題になります。

そんな時に活躍するのが、ロフトスペースです。昔は、ロフト＝屋根裏部屋の印象が強く、蒸し暑かったり、使いにくかったりと、あまり良い印象がありませんでしたが、最近のロフトは収納スペースにとどまらず、子供の遊び場、書斎など、住む人の生活スタイルに合わせて部屋として活用できるものが増えてきました。

...昔の家と比べて、現代の家は断熱性能が格段に良くなっているためロフトの使い方の幅も広がっています...特に、狭小地に建てる小さな家では、ロフトをいかに活用できるかが、設計士の見せ所でもあります...