無垢の木は美しい木目をもち、調湿性や断熱性に優れ、温もりがあり、良い香りがして、気分を落ち着かせてくれます。ほかにも、木がもたらす効能のひとつは、「木は目にやさしい材料である」という点です。

日当たりの良い部屋は気持ちがよいものですが、必要以上の光は、まぶしいばかりで目を疲れさせます。その理由は、太陽光線の中に紫外線が含まれているからです。紫外線は私たちの体に悪い影響を与えることがあり、海や雪山では、有害な紫外線から目を守るためにサングラスをかけて目を保護します。一方、木材は、紫外線をよく吸収するため、木材から反射する光には、ほとんど紫外線は含まれません。紫外線の反射が少ないということは目に与える刺激も小さいということです。つまり、木はまぶしさを和らげています。

...アルミニウムとコンクリートとスギの3つの材料の、波長ごとの反射率を比較する実験を行ったところ400ナノ.メートル以下の紫外線を見ると光の反射が最も少ないのは、スギであることがわかりました。

...上記の実験からも、木は目に有害な紫外線をよく吸収するので、目にやさしい材料といえます!...

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