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自然の摂理を生かした家づくり「パッシブデザイン」

複合危機の時代です。気候危機に直面し、パンデミックが世界を覆っています。同時に歴史的な偶然ですが、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー(再エネ)と蓄電池、そして電気自動車(EV)などが、予想を超える勢いで拡大しています。これは気候危機に対する数少ない希望ではないでしょうか...そんな中微力ながら私たちに何ができるか考えてみました...

2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて住宅における省エネ対策の必要性が一層高まる中、改めて注目を集めているのが「パッシブデザイン」です。「雨楽な家」では当初から、この「パッシブデザイン」

を取り入れてはいますが...

パッシブデザインとは、エアコンなどの設備を極力つかわず、太陽光、日射熱、風などの自然エネルギーを活用して、快適な住まいを実現しようとする設計手法です。さらに、自然素材の漆喰の調湿性、無垢の桧.杉の断熱性、蓄熱性といった自然の力により、省エネ、快適、健康的な暮らしの実現を追求していくことがこれからは大切なのではないでしょうか。...

パッシブデザインの家を計画するには、敷地に吹く風や、建物に入り込む光を考えながら、窓の位置や大きさ、開く方向などを決めること、室内にまんべんなく自然光が入るように吹き抜けや高窓、あるいは障子などの建具により光を通す設計の工夫も大切な要素です。

設計段階で「パッシブデザイン」の5つの要素である「断熱.気密」「日射取得」「日射遮蔽(しゃへい)」「通風」「採光」を定量的な数値で示すことも大切だと思っています。...

...自然の光と風、自然素材の力を活用した快適な家づくりを私たちは目指しています...!

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