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屋外における木材の劣化と対策

気象環境を主とする劣化因子により屋外で使用する木材が劣化することを「ウェザリング」といいます。劣化因子としては、太陽光、雨、雪、風等の気象因子の他に、カビや腐朽菌等の微生物や酸性雨、黄砂等の大気汚染物質や埃や微細な土砂等も含まれ、これらの因子が複雑に関係しあって屋外の木材を劣化させます。木材は無処理のまま屋外に設置すると、1年程度で表面全体が暗灰色になってしまうことはよく知られています。これは黒色のカビ類による変色が主な要因です。更に年月が経過すると年輪と年輪の間の柔らかい部分がやせていき、表面が洗濯板状になってしまいます。これが風化と呼ばれる現象です。

ウェザリングによる劣化を防ぐため、建築外装に使う木材には、塗装処理が必須となります。塗装には美観の保持、デザイン性、寸法変化の抑制、生物劣化からの保護等が期待されます。屋外用として従来から使われている「造膜形塗料」では上記の期待に応えられません。着色系のステインに防腐剤、防虫剤、はっ水剤等の有効成分を添加した「木材保護塗料」をおすすめします。

..’「雨楽な」 では無垢の木を使っているので「木材保護塗料」での塗装を標準としています...一般的には、「キシラデコール」「ノンロット」などがよく使われています...

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