名古屋市・知多市で注文住宅・木の家の工務店なら明陽住建

ブログ記事

社長のひとり言

中庭

 


最近人気の中庭です。昔から狭小地のプランニングにはよく用いられてはいましたが、コロナ禍でお家時間が増えたこともあって最近見直されています。ということで、その歴史から触れてみようと思います。...


造園は飛鳥時代に中国から伝わったと考えられ、時代の流れに伴いさまざまに変化してきましたが、日本庭園は常に石や水や植物といった自然素材による自然風景の造形をも試みてきました。平安時代の貴族の館に見る浄土庭園、鎌倉から室町時代に禅宗寺院に多く見られた石庭、安土桃山時代には武家の権力を誇示する書院造り庭園、侘茶の露路の成立、江戸時代の大名庭園。明治以降、庭に西洋化の波が押し寄せ、やがて石のない草花主体の庭が増えていきました。庭に自然を取り込み生活に潤いをもたせたいと望んでも、市街地では十分な敷地の確保が難しいため、建物中央に中庭を設ける設計がよく見られるるようになりました。中庭を囲む各部屋に広いガラス窓があれば、室内に光や風を導き入れることができます。中庭中央に2階まで届く落葉樹を植えたり、1階に座って眺めてられる背丈の低い樹木や下草を植栽したりすれば、目の前で小さな自然が楽しめます。また、外からの視線を気にすることなく、子供を遊ばせたりテントを張ってお家キャンプ、テーブル、椅子を置いて外でコーヒータイム...様々な楽しみ方ができます。...自分だけのオリジナルスペースをつくってみませんか!...



 


 

一覧に戻る

お問い合わせはこちら