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木の家と畳と味噌汁の関係

「ただいま」と玄関を開けると、ふわっと木の香りが鼻をくすぐる。無垢の床を裸足で歩くと、しっとりとした温もりが足の裏に伝わってくる。ふと畳の部屋をのぞけば、そこにはちゃぶ台と湯気の立つ味噌汁。そんな何気ない風景が、私たちの理想とする暮らしです。


私たちが木の家を建て続けるのは、それがただ「自然素材だから」とか「健康にいいから」とか、そういう理由だけではありません。もっと根っこのところ...人として心地よく暮らせるという、ごく当たり前のことを大切にしたいからです。


最近は住宅も便利さ重視で、無機質な素材や無垢材風のプリントが主流になっています。見た目はそれっぽくても、どこか感触が冷たく、心が落ち着かない。本物の木には、それとはまったく違う「包み込まれるような安心感」があるのです。


畳も同じです。...今どきの住宅では、フローリング一辺倒ですが、畳の部屋には独特の落ち着きがあります。香り、感触、音の響き方...そのすべてが「静けさ」や「余白」を与えてくれます。そこで正座しながら味噌汁をすする。そんな時間の中に、現代の暮らしが失いかけている、心のゆとり、があるように思うのです。


味噌汁は、家庭の味そのもの。どこの家も、具や味が少しずつ違う。それでも、口にすれば「帰ってきた」と感じられる。


木の家も、畳の部屋も、そんな味噌汁のような存在でありたいと、私たちは思っています。住む人の心に寄り添い、日常の中にさりげなく癒しを届ける家。便利さや豪華さだけではない、人の暮らしに本当に必要なものを、私たちはこれからも大切にしていきたいと思います。


...私たちが推奨している「雨楽な家」は、ただ、昔の家の良い部分を取り入れているだけではありません。古民家の良いところと最新の設備を融合させ、洗練されたデザインを取り入れた「センスが息づく、和モダンな家」です。もちろん性能にもとことんこだわっています。...



 

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