自由設計で建てる「雨楽な家」
「雨楽な家」は、無垢材・漆喰・和紙など自然素材でつくる家。将来の可変性に配慮して間仕切り壁を最小限にした自由設計の家です。
柱や床板は桧。天井は杉または和紙張り。壁は漆喰塗りまたは和紙貼り。屋根素材はいぶし瓦またはガルバリウム鋼板。石・土・畳などの自然素材を用いました。土に還る本物素材の家づくりです。
本物の無垢の木と自然素材で作る木造軸組の家を、若い世代の人々に手の届く価格で提供し、日本人の美意識や伝統文化を次代に伝えたい。そんな思いが知恵と工夫を生み省コストな木の家を実現しました。
構造美
木造軸組工法の美しさがいちばん映えるのは、上棟時。柱と梁、桁が整然と立ち並ぶ、計算しつくされた合理性と力学的バランス。長年の家づくりの知恵とノウハウがこめられた構造美には、コストパフォーマンスのひみつも隠されています。
無垢の国産材(桧・杉・松)
育ってきた木のままの姿・形で利用する無垢材。天然の木は、湿気の多いときは、空気中の水分を吸い、乾燥しているときは、湿気を吐き出します。『雨楽な家』は、無垢の国産材にこだわります。
漆喰壁
漆喰は、消石灰にフノリなどを加えて水で練り上げた伝統的な塗り壁の材料。防火性が高く、調湿性、耐久性も高いのが特徴です。『雨楽な家』は、落ち着いた漆喰壁のよさを見直します。
真壁造
構造材である柱・梁などの軸組を見せ、その内側を壁や間仕切りとした、日本の伝統的な建築様式の一つ。見た目にも美しく、絶妙なバランスが、独特の空間美を演出します。柱を合板などで覆い隠す大壁工法と異なり、構造材が空気に触れ、調湿機能を発揮します。
引き戸
隣を気遣いながら、暮らす知恵。それが引戸の間仕切りの思想です。 隣を気遣いながら、暮らす知恵。それが引戸の間仕切りの思想です。小さな部屋を大きく、大きな部屋を小さく仕切るために使われた引戸は、日本人が編み出したアイデアいっぱいの簡易仕切りです。
梁空間
『雨楽な家』は、圧迫感を与える天井でふたをせず、井桁に組んだ梁 『雨楽な家』は、圧迫感を与える天井でふたをせず、井桁に組んだ梁空間を楽しむ家です。窓を通して降り注ぐ光の模様や、吹き抜けならではのゆとりをスペース全体に与えます。
いぶし瓦
いぶし瓦は、経年変化とともに落ち着いた風情が感じられます。
土間
現代では、自転車やバイクを置いたり、ペットと戯れたりする空間として大いに利用価値があります。
大黒柱
大黒柱は家の中心にある、もっとも太い柱。その堂々ぶり、圧倒的な 大黒柱は家の中心にある、もっとも太い柱。その堂々ぶり、圧倒的な存在感は、家という空間に一本の軸を与えてくれます。
ウッドデッキ
木の香りただようウッドデッキ。内と外をゆるやかにつなげ、家族の 木の香りただようウッドデッキ。内と外をゆるやかにつなげ、家族のふれあいの場を演出します。
ロフト
はしごや急な階段を使って上り下りする小さな屋根裏部屋。子供の遊 はしごや急な階段を使って上り下りする小さな屋根裏部屋。子供の遊びスペースや趣味のコーナーに使えるわくわく空間。ロフトはやっぱり木が似合います。
日本の伝統色
草や木、竹など自然の色を取り入れた日本人。自然を大切にするその 草や木、竹など自然の色を取り入れた日本人。自然を大切にするその心は、住宅を豊かにし、生活を楽しいものにしてくれます。