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木の家はどれくらいの期間で建てることができますか?

普通の家に比べるとやや長く、6~12カ月くらいで建てるのが一般的です

木の家は、通常よりも建築期間が長くなる?

通常の家の建築期間はだいたい4~6ヵ月程度です。どんな住宅にするか、広さや間取りはどれくらいかなどによっても異なりますが、建築方法の多様化によって、かなり早く家を建てることも可能になってきています。たとえば、家のパーツパーツを工場で作って、現地では基礎工事や土台を作ってパーツを組み立てるような工法の場合は、現地での工事はかなり少なくなりますし、ある程度フォーマットがある状態でパーツは作ってあるので、その調達も素早く、工期はかなり短縮できます。

 

一方、木の家はそれほど工期を短くすることはできません。まず、家のプランニングの段階で完全な注文住宅となるため時間を取ってどんな家にするかをじっくり相談する必要がありますし、家のどの部分にどの木材を使うかを決めていって、それぞれの木材を取り寄せなければなりません。もちろん建てる段階でもすべて現地で一から作るため時間はかかります。期間としては、6~12カ月かかると考えていただいてよいでしょう。現地での基礎工事から竣工だけでも4~6ヵ月は必要ですし、家によってはさらに期間が長くなることもあります。

 

住宅の建築期間は、もちろん短いに越したことはありませんが、一生を暮らす家だと考えれば多少時間がかかっても納得できる家を建てることが大切です。場合によっては、希望通りの柱や木材を探すために、さらに時間がかかることもあります。こだわりのある木の家だからこそ、時間をかけても希望通りの家に仕上げたいものです。実際に、木の家を建てたお客様からは、時間をかけても納得できる家にしてよかったとご満足いただいています。ただし、木の家にしたいけれど期間は短くしたい、というのであれば、建材の選択を早く調達できるものにしたり、作業工程を見直したりなどで多少は短くできる場合もあるので、ご相談ください。

 

まとめ

住宅建築は、昔に比べると短い工期でできるようになりつつあります。それは、2×4など、新しい工法が導入されているため。木の家は、用途に合わせた木材の調達が必要な上に、現地で丁寧に作り上げていくため、通常の住宅よりも長い期間が必要になります。また、注文住宅ということもあって、設計段階にもしっかり時間を取るようにしています。

 

 

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