ブログ記事

社長のひとり言

断熱材

断熱材には色々な種類があります。ちょっと専門的になりますが、よく使われている断熱材の同じ厚みでの熱伝導率を比べてみます(数値が低いほど断熱性能が高くなる)。

1)硬質ウレタンフォーム2種1号45K...0.023w/m.k

2)セルローズファイバー...0.037w/m.k

3)16Kグラスウール...0.038w/m.K(16Kというのは密度のこと)

また、断熱性能は断熱材の厚みにも関係してきます。厚みを熱伝導率で割ったものを「熱抵抗率値」」といいます。この数値が高いほど、断熱性能は高くなります。セルローズファイバーは内断熱に使われ、厚みは10cmが多いようです。とすると、0.1m➗熱伝導率0.037=2.7m.k/w

硬質ウレタンフォームは主に外断熱に使われ、厚みは5cmが多いようです。とすると、0.05m÷熱伝導率0.023=2.17m.k/w

16Kグラスウールは内断熱に使われる,厚みは7.5cmが多いようです。とすると0.075m÷熱伝導率0.038=1.97m.k/wということで、理論上の断熱性能の順としては、

1.セルローズファイバー2.硬質ウレタンフォーム3.16Kグラスウールとなります。

...ほかにも、色々な断熱材がありますが、断熱性能は上記のように見ていけば良いかと思います...

一覧に戻る

お問い合わせはこちら