自然派素材100%の壁紙。ルナファーザーのメリットとデメリット。
ルナファーザーは、ヨーロッパで100年以上前から使われている自然派素材の壁紙です。
ルナファーザーとは
ルナファーザーとは、もともと塗装下地として使われている壁紙です。もともとドイツで生まれたこの壁紙は、ヨーロッパでは100年以上も使われており、最近では日本でも多くの家に取り入れられるようになりました。紙に木片を漉き込んでいるため、通気性や吸収性に優れており、独特の風合いがあります。結露やカビの発生を抑制する効果があるので、アレルギーが心配な方や、小さなお子さんがいるご家庭にも最適です。
ルナファーザーのメリット・デメリット
ルナファーザーのメリットは、やはり壁紙でありながら通気性などがあって快適な部屋を保つことができるということです。自然の素材を使っているため人にも環境にも優しい壁紙です。漉き込む木材によって表面の凹凸にもさまざまな表情があり、そのままでもナチュラルな雰囲気を楽しむことができますし、もともと下地用の壁紙なので、上に塗料を塗って使うこともできます。デメリットとしては、壁紙としてはやや価格が高いことと、汚れが付きやすいという点がありますが、通気性などの機能面を考慮すれば納得できる価格ですし、汚れがついても塗料を塗ることで新しい壁紙のようにきれいになります。また、塗料が塗りやすい素材なので、汚れた部分だけ自分で上塗りをしたりと、メンテナンスの面ではやりやすいと言えるでしょう。
ルナファーザー・チップスとルナファーザーフリーズ
ルナファーザーには、ルナファーザー・チップスとルナファーザーフリーズの二種類がありますが、紙と木片のみで作られているのはルナファーザー・チップスのほうです。ルナファーザーフリーズには別の素材も使われていますが、そのことにより耐久性が高く、表面も滑らかです。型押しの種類によってさまざまな模様になっているので、好みのデザインを選ぶことができ、さらに塗料を塗ることで高級感のある仕上がりになります。オガファーザーも同じような機能を持つ下地用壁紙で、塗装ができるという点も同じです。
まとめ
日本ではビニールの壁紙が主流でしたが、最近はヨーロッパで古くから使われている自然派の下地用壁紙、ルナファーザーを選ぶ人も増えています。人と自然に優しく、ナチュラルな風合いを楽しめるルナファーザーですが、メリット・デメリットがありますのでよく検討して使うようにしましょう。