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夫婦二人にジャストフィット。セカンドライフの家造りに気をつけたいポイント4つ。

セカンドライフの家造り

結婚して子育てをしているときは、ある程度部屋数や広さのある住宅が理想的ですが、子供たちが独立して夫婦二人の生活になると、住宅に求められる機能も違ったものになります。そのため、住み替えたり建て直したりすることで、セカンドライフの家造りをする人が増えているのです。

では、セカンドライフの家造りにはどんなことに気をつけたらよいのでしょうか。

 

段差のない家に

段差のない家は、バリアフリーの基本です。年を取ると、ちょっとした段差でつまずくようになったり、上り下りが大変になったりします。そのため、部屋と部屋との間には段差を作らず、できれば2階建て、3階建てではなく平屋の家にしたほうが、セカンドライフには便利でしょう。もちろん子ども一家が来た時のために2階があるほうがいい、ということもありますが、実際に夫婦二人の生活では全く2階に上がることはない、という人も少なくありません。

 

空調や暖房にも気を配って

リビングは快適だけれども、トイレや浴室がとても寒いという家は実は珍しくありません。高齢者には、この気温差は危険ですので、断熱効果の高い建材を使ったり、セントラルヒーティングなどを利用して、家全体が快適に過ごせるように温度管理をすることをおすすめします。廊下や脱衣所、浴室までいつでも暖かく過ごせるというのは、思っている以上に快適です。

 

介護のためにゆとりあるスペースを

今は元気でも、高齢になるにつれて介護の必要が生じる可能性はあります。身内が介護するにせよ、介護サービスを利用するにせよ、自宅で介護を受けるのであれば、それを視野に入れた住宅造りをしておくべきです。浴室やトイレは介護者がサポートできるように広めにとっておくとよいでしょう。また、家の中で車椅子移動ができるように廊下や入り口の幅を広くしておくと便利です。

 

長時間過ごしても快適な家に

歳を取ると家で過ごす時間が長くなります。趣味のスペースを設けたり、明るい日差しの入る縁側を設けるなど、長時間家にいても快適に過ごせるような工夫をしておくとよいでしょう。

 

まとめ

セカンドライフの家ということは、高齢になってから住む家ということです。体の自由が利きづらくなっても過ごしやすいようにすると同時に、長時間家にいても快適に暮らせるような工夫をしておくとよいでしょう。

 

 

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