木の家に畳コーナーを作る際の注意点4つ。
畳コーナーを作る際の注意点
最近の住宅は洋風建築が主流なので、畳の部屋がないケースも増えていますが、リビングの一角に畳コーナーがあると何かと便利です。ここでは、木の家に畳コーナーを作る際の注意点をご紹介しましょう。
仕切りを付けるかどうか
リビングの一角に畳コーナーを作る場合、リビングから襖などで仕切れるようにすることもできますし、仕切りを作らずにリビングの延長で畳コーナーを作ることもできます。
仕切りがないほうがリビング続きで開放感がり、広々と使うことができますが、仕切ることができれば独立した部屋としても使えるので、来客時は客間としても使えて便利です。家族構成や、ほかの部屋との兼ね合いも考えて、仕切りをするかどうか決めるとよいでしょう。
デザインは調和がとれているか
仕切りがある場合は、リビングが洋風で畳コーナーが和風、といった風にそれぞれが独立した雰囲気をもってもおかしくありませんが、仕切りがない場合はあくまでリビングの一角ということになるので、琉球畳や洋風の畳を使うなど、リビングの雰囲気を損なわないように工夫するケースが多いです。
最近の畳は、洋風の部屋やフローリングの部屋で使っても違和感がないようにデザインされたものも多いので、そういったものを探してみるのもよいでしょう。
フラットにするか、小上がりにするか
フローリングのリビングの一角に畳コーナーを設ける場合、フローリングの面とフラットにすることもできますし、段差を付けて小上がりにすることもできます。小さな子供がいる場合などは、フラットにすることで自由に遊びやすいですし、フローリングと一体化しやすいので、広く見えるのがメリットです。一方、小上がりにすると開放感を損なうことなく、そこだけ区切られたスペースになるので、個室のような感覚で使ったり、お雛様を飾ったりとさまざまな使い方ができます。また、下に引き出しなどをつけて子供のおもちゃやお洋服などを収納することもできます。
フレキシブルな畳コーナーも
リビングを全面フローリングにしておいて、取り外し可能な畳スペースを設置する方法もあります。そうすれば、全面フローリングにしたければ撤去すればいいですし、畳コーナーの場所を自由に変えることができて、何かと便利です。必要に応じてフレキシブルに使える空間として畳コーナーを活用してもよいでしょう。
まとめ
リビングの一角に、畳コーナーを設けることは多いです。畳は直接座ったり寝転がったりできますし、布団を敷いて寝たり、こたつを置いたりと、さまざまな活用ができるのが魅力でしょう。
どんな使い方をしたいのかを考えてから、畳コーナーを選ぶことが大切です。