木の家と相性のいい実験用(陶器製)シンクとは?インテリア、機能面での魅力とデメリットについて。
学校や病院にあるような、白く四角い実験用シンクを洗面台にする人が増えています。
実験用シンクとは
実験用シンクとは、その名の通り、学校の理科室や病院などでよく見かける、底が平らで角形をした白い陶器のシンクのことです。本来は家庭用に使われていたものではありませんが、このシンクを洗面所の洗面台として使う人が増えてきています。どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
実験用シンクのメリット
実験用シンクの人気の理由としてまず挙げられるのが、その見た目です。陶器製でシンプルな四角の外観は、どこかレトロな感じがしてナチュラルな雰囲気もあり、特に木の家にはとてもよく似合います。また、四角いために内側に吸盤などでモノがつけやすく、ラックをつけて歯磨きのためのコップを置いたりする人もいます。また、底が平面で広いので、洗濯ものの予洗いなどもしやすく、シンプルな形状は掃除も簡単です。また、洗面台下の収納も広くとりやすく、たっぷりとモノが収納できるのも嬉しいポイントでしょう。そして何より、お洒落な見た目でありながら、価格が意外とお手頃というのもメリットです。
実験用シンクのデメリット
実験用シンクは、素材が陶器ですので、レトロで素敵な質感はありますが、重たいものを落とすと割れしまうのも確かです。割れると水漏れなどの問題が出てくるためそのまま使い続けるというわけにいきませんから、洗面台の交換となり、大掛かりな工事が必要になります。
また、シンプルなので掃除がラクな一方で、オーバーフローを防ぐための穴なども開いておらず、水をうっかり出しっぱなしにすると溢れてしまうこともあります。
なお、最近の洗面台は、排水溝の周りをシンプルにして掃除がしやすいようにできていますが、実験棟シンクは家庭用に作られているわけではないので、そういった点にも配慮はされていません。
まとめ
白くて四角い陶器の洗面台は、学校や病院などでよく使われる実験用シンクと呼ばれるものです。陶器でレトロな雰囲気があるため、木の家との相性がよく、使い勝手もよいシンクですが、陶器製であるため重いものを落とすと割れることがあります。また、水が溢れることを防ぐオーバーフロー機能などもありませんので、その点は注意しながら使う必要があるでしょう。