木の家と相性抜群のタイル。目地の色だけでも印象はがらり変わる!タイル目地の色選びのポイント3つ。
使う場所やタイルの色に合わせて、目地の色も選ぶことができます。
タイル目地の色選びのポイント
タイルの目地というと、白をイメージする人が多いでしょう。実際、何も指定しないと白やベージュなどの色になることがほとんどです。しかし、タイルの目地は意外と種類が豊富なので、使い分けることで自分のイメージにより近い形になります。
キッチンのタイル目地
キッチンのタイルは、使う場所にもよりますが、清潔感があることが求められます。そのため色としては白い目地が好まれますが、キッチンのタイルはどうしても汚れやすいものです。コンロ回りは油汚れ、流し周辺は水垢やカビなどで汚れやすくなりますから、タイル目地は汚れ対策も含めて選ぶのが良いでしょう。
清潔感を求めて白いタイルにする場合は、防汚効果のある素材の目地を選んだほうがよいでしょうし、タイルを白っぽい色にして逆に目地に黒などの濃い色にすることで、目地の汚れが目立たなくなります。
洗面・浴室のタイル目地
洗面所や浴室などの水回りもタイルを、使うことが多い場所です。しかし、湿気が多く濡れやすい場所のタイル張りは目地にカビが発生しやすいので、薄い色の目地を使う場合は、必ず防カビ効果のある目地を使うようにしましょう。濃い色の目地を使って、あまりカビや汚れが目立たないようするのも一つの方法です。洗面所や浴室は、カラフルなタイルに白い目地を合わせると、ポップでレトロな雰囲気になりますし、落ち着いた雰囲気のタイルに同系色の目地を合わせるとシックに仕上がります。
玄関のタイル目地
タイル張りの玄関は、掃除のしやすさなどから好まれる傾向にあります。ただし、どうしても砂や土で汚れやすくなりますから、白い目地をきれいに保つのは難しいかもしれません。明るい色の目地にしたい場合でも、ベージュやグレーなど、多少色味のあるものを選んだほうが、扱いやすいでしょう。
まとめ
最近はお洒落なタイルが増えていることもあり、玄関や水回りにタイルを使用することも多くなっています。タイルそのもののデザインや色も大切ですが、目地の色や素材によっても、仕上がりの雰囲気やお手入れの手間はかなり違ってきますので、目地の色選びも大切です。以前はタイルの目地というと白をイメージする方が多かったのですが、黒やグレー、ブラウンなどの濃い目のシックな色や、黄色やグリーンなどの明るい色も選べますので、タイルとの色合わせを楽しんでみてはいかがでしょうか。