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伊勢神宮初詣.神明造りとは?

毎年恒例ですが、伊勢神宮に初詣に行ってきました。毎年そうですが、伊勢参りに行って、正月モードから仕事してモードに切り替えてます、今日から仕事モード全開です。

伊勢神宮といえば、神明造りです、大学の建築史の講義で、最初に勉強しました。伊勢神宮の神明造りは、出雲大社の大社造りと共に、日本最古の伝統構法の建物です、それぞれの特徴は、神明造りは、切妻屋根平入り、大社造りは、切妻屋根妻入りです。ここまではしっかり覚えていますが、後は、あやふやです。再度、神明造りについて勉強しました。

神明造りとは?

伊勢神宮に代表される神明造りは、出雲大社に代表される大社造りと共に、最も古い神社建築様式とされる。大社造りが正方形に近い宮殿を模したものと考えられているが、神明造りは、奥行きより幅が大きく、高床式倉庫から発展して穀物の代わりに神宝を納めるように変化したと考えられている。

なお、伊勢の神宮の皇大神宮(内宮).豊受大神宮(外宮)両宮の正殿(本殿)の様式は、他社においてこれと完全に同じくすることをしていないため、特別に唯一神明造り(ゆいいつしんめいづくり)と呼んでいます。

神明造りの歴史は古く、記録に残っていないため定かでないが、弥生時代の遺跡の柱の遣構が神明造りの柱の配置に似ているため、弥生時代の高床式倉庫が発展したものと考えられている。神明造りの社殿は、江戸時代以前は伊勢神宮と、信濃国(長野県)の神宮の所領とされた仁科神明宮、丹後国(京都府)の籠神社など少数であったが、明治以降は遷宮において神明造りを採用することが流行し、神明造りの社殿が増加した。熱田神宮が神明造りになったのも明治以降の遷宮からである。

1.千木(ちぎ)、2.棟木(むなぎ)、3.行(ゆき)、4.妻(つま)、5.桁(けた)、6.梁(はり)、7.棟持柱(むなもちばしら)、8.柱(はしら)、9.四間貫(よまぬき)、10.足堅(あしがため)、11.壁板(かべいた)、12.叉首(さす)



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