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共働き夫婦の家のポイント

「夫は外で働き、妻は専業主婦」というサラリーマン夫婦の図式は、この30年間で大きく変化し、今では「共に外で働く共働き夫婦」が当たり前になってきました。「共働き夫婦の家」を考えるときに大切なコンセプトは「女性目線の家づくり」です。子育て上手、家事上手、収納上手の三つのポイントを考えましょう。

子育て上手...親子で一緒に過ごす時間や空間を意図的につくることが大切です。食を中心に家族が集い、宿題や読書の場となる共用スペースを設け、オープン空間や吹き抜けで互いの気配をいつも感じられること。男性も育児休暇を堂々と取り、子育てを楽しむこと。それがコミュニケーションを深め、子供の自立心を育てます。

家事上手...キーワードは「ワークライフバランス」。仕事と家庭の調和を保つこと。家事が短時間で効率的にできること。家事動線が短いこと。家族が家事を分担できること。天候に左右されない物干し場があること。主婦に負担が集中しないことが大切です。わずかでも自分の時間をつくり、心にゆとりを持つことが明日の活力につながります。

収納上手...日常生活のなかで、家族みんながストレスなく整理整頓できることが大切です。収めるものの形状や容量、使う頻度まで配慮した十分な収納力と、ものに応じた収納の考え方。それに家族が使う場所に必要なものがいつもあることがポイントです。使い勝手の良い利便性の高い収納は、住まいを美しく保つ秘訣でもあります。間取りから収納棚、道具に至るまで気を配ることで、共働き夫婦が暮らしやすい機能的な住まいになり、家族が助け合い、心豊かな毎日を送ることができます。生涯にわたり住む家は、夫婦がいつも笑顔で仲良く暮らせる家。家族が一緒にいることの大切さを知る「場づくり」と、家族の思い出を刻む「時間づくり」を大切にしたいものです。

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