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二世帯らしくない二世帯住宅

今日は、5年前に建てて大好評だったコンパクトな二世帯住宅を紹介します。

片流れの屋根と、ガルバリウムの黒い外観がシャープな印象の外観デザイン。軒下や窓の格子、、玄関の木の色が鮮やかに映えます。玄関を開けてゆるやかな階段を上がると、家族が集まるLDKにロフト。共有スペースを2階に設けることで豊かな陽当たりと、高い天井、住宅街でも外からの視線が気にならない開放性を実現しました。

一般的に二世帯住宅は玄関、キッチン、お風呂が二つあってプライベートスペースを分けることが多いのですが、娘さんとお母さんの同居なので共有スペースになりました。お孫さんもご主人もいつも仲良く一緒に過ごしています。施主様こだわりのロフトは、勾配天井の高さを利用した無垢の板張りが4帖、畳ゾーンが6帖のゆったりとした自由な空間。LDKとロフトの上り下りは圧迫感のないスケルトン階段にしました。階段下のスペースは家族のミニ図書館になりました。2階の中心には、家族を見守るカウンターキッチン、対面カウンターで顔を見ながら宿題をして、お茶をしながら1日の出来事を話したり、壁一面のホワイトボードに家族へのメッセージや絵をかいたり...家族のコミュニケーションが弾みます。冷蔵庫も納めた広々パントリーで収納もバッチリ。リビングダイニングから見えないように収納を配置したので来客時も気にならず、視線に入る位置はいつもすっきりとまとめられます。キッチンの後ろのカウンターは、棚は設けず、自由にレイアウトできるようにしています。陽当たりの良い二階リビング、夏の暑さも考えました。バルコニーを6帖、壁と窓を適度に設けて外からワンクッションおきました、夏の強い陽差しからも、プライバシーも守ってくれます。通風と採光を考えた窓と、おしゃれなシーリングファンで、どこにいても快適です。1階にはお母さんの温熱ドームのお店。ミニキッチンも設置して簡単な家事ができるようにしました。奥にはシンプルな間取りの家族のプライベート空間。天井は白い土佐和紙を貼って、小さめの窓でも部屋は明るく和の趣を感じ、木の香る落ち着いた空間になりました。...5年前に建てた家ですが、今、訪れても、新鮮さを感じます。...すごくいいです!...

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