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産地にこだわる家づくり

トレーサビリティという言葉を知っていますか?スーパーなどに行くと野菜やお米に生産者の名前が書いてあったり、産地の写真が添えられたりしていますが、要は、誰がつくったどんなものがはっきりしているということです。食品では、産地偽装や遺伝子組み換えなどが問題化され、その安全性を示すためにこうした表示がなされるようになりました。建築業界はどうでしょう。シックハウスや健康住宅の言葉が知られるようになってかなりの時間がたちますが、合法木材取り扱いをうたっているちゃんとした材木屋から仕入れていれば問題はありませんが、まだ、品質よりも値段のほうが重要だなんていう考えが多いのも現状です。

無垢材なら、どこの木でも安全なんじゃないの?といわれるかもしれません。でも木は生きものです。アメリカやヨーロッパなど、規制が厳しい国はともかくとしても、木を育てる過程で、あるいは輸出する過程で、どんな薬品が使用されているかわからないのです。特に住む人が触れる部分や、風通しが悪くなりがちな部分などには、育てた人の顔が見える木を、使いたいものです。国産の木を使うことは、荒れた山を守ることにつながります。広い意味で、地球環境に貢献できるというメリットもあります。

...少し価格は高くなりますが、「その木どこの木」にこだわった家づくりを考えてみませんか...

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