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社長のひとり言

古民家

古民家については以前から触れて来ましたが、最近になってますます古民家人気が高まって来たように思います。その時代的な価値だけでなく、構造上の利点なども見直されています。そもそも「古民家」について、築何十年以上などという定義はありませんが、一般的には戦前、あるいは大正時代以前に建てられた民家を指すことが多いようです。中には江戸時代に建てられた農家、庄屋、武家などの民家が残されている場合もあります。耐火建築の「蔵造り」、岩手県に多く見られる「曲り家」、白川郷の「合掌造り」など、地域によって特徴的な古民家も存在します。また、ただ単に古ければ「古民家」なのではなく、その多くは伝統的日本建築で建てられた建物です。釘などを使わない伝統的な軸組工法による木造建築で、現代の住宅よりも耐久性に優れています。そのため近年では古民家の良さが見直され、その保存や活用だけでなく、移築、再生などへの取り組みも年々活発になっています。

古民家の魅力とは...古民家はどっしりとした造りで、天井が高い場合が多く、室内の圧迫感はなく、主要構造部には化学物質を含むものは、一切使われていません。長く住むほど風合いを増し、生活空間そのものを味わい深くすることができます。都市における「仕事から帰って寝るための家」ではなく、「ゆったりと心地良く生活するための家」とも言えます。住宅設備の機能面では現代住宅のような便利さがなくても、家で過ごす時間の流れを楽しむくらいの心構えが欲しいものです。...

...何度も言っていますが、古民家の良さと、現代の住宅設備の機能を融合させる...これが「雨楽な家」のコンセプトです...

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