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社長のひとり言

屋久杉

「屋久杉」聞いたことない人はほとんどいないと思いますが、本当に知っている人は少ないと思います。うちのスタッフでも、屋久島に生えている杉のことでしょう...ぐらいにしか思っていない人が多いですから...

以前にも書きましたが、再度、

「屋久杉」について書きます。

屋久杉とは、屋久島にある杉の中で特に樹齢が千年を越す杉のことを、「屋久杉」と言います、千年以下の杉のことを「小杉」、人が植えた杉を「地杉」と言います。

屋久杉と本土にある杉とては、いったい何が違うのですが?実は、杉科、杉属という同じ種類の木なんです。

屋久杉と本土にある杉との徹底的に違う点は、屋久杉に含まれている樹脂分が普通の杉と比べて6倍以上含まれているということなのです。屋久島の山間部では、年間雨量が8000ミリ以上という桁違いな雨が降りますが、その多量な雨が降る環境で、杉自体が腐らないように、自らを守るために、その雨の多い環境に自ら適応するために、樹脂が非常に多い杉になっているのです。そして樹脂が多く腐りにくい杉なので、屋久杉は長生きなのです。通常、杉科の仲間と言うと500年ぐらいが寿命と言われていますが、屋久島の環境で育つと2000年とか、たまに3000年なんていう桁違いに長生きな屋久杉もあります。

...太古の昔から存在している屋久杉の原始林...いつまでも存続していってほしいですね...

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