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世界で、日本で、古くから使われてきた[漆喰]

5000年も前にエジプトのピラミッドの壁に使われたという[漆喰]。古代ギリシャのアクロポリスやポンペイの遺跡にも見られた、後にルネッサンス時代のフレスコ画へと継承されていきました。

中国では万里の長城を築くとき、煉瓦の接着用に漆喰が使われてました。中国広東省で、石灰

をsu k-wuiと呼ぶことから名付けられたそうです。

日本では戦国時代に城郭建築として、さらに江戸時代以降には富裕な商人の土蔵や神社仏閣、民家の壁に使われてきました。

漆喰の特徴の一番は防火性と耐久性で、それが城郭建築に重要された理由でもあります。火事とケンカは江戸の花といわれた時代に、漆喰は延燃をくい止める防火(構造として土蔵などに用いられました。漆喰は優れた吸放湿性能を持つので、温暖多湿の日本では古文書や漆器などの財産を良好に保存することに貢献しました。

漆喰は強いアルカリ性(ph12.5)なので、カビや細菌が発生しにくいです。ベースがカルシウムだから、動物との、なじみがいい(人間にも無害)です。吸放湿性が高いので、結露やカビの発生に悩むことも少なくなります。

.,最近の住宅では、漆喰を使うことはほとんどありませんが、[雨楽な家]は漆喰壁が標準仕様です。...

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