飛騨古川の古い町並みを散策してきました。古い町並みといえば飛騨高山が有名ですが、ここ飛騨古川もなかなか良かったです、古民家が建ち並ぶ町並みは、カフェや蕎麦屋、お土産屋、居酒屋etc銀行まで古民家再生されていて情緒のある素晴らしい町並みでした。

以前にも書きましたが、改めて、「古民家」の魅力について書きます。そもそも古民家の定義とは、日本の伝統的な建築方法によって建てられた家である。昭和初期までに建てられている家である。人が実際に暮らしていた家である。つまり、古民家は先人の暮らし方や風土に合った家といえるでしょう。また、伝統的な工法が用いられている「木組み」の家屋が多いようです。

古民家の最大の魅力は、木造建築が持つ独特のぬくもりや雰囲気でしょう。また、自然素材しか使用していないので安心感があるのも魅力の一つです。

...100年の時を経過した古民家の木組みはびくともしていません。むき出しになった天井の小屋組みに目をやると、荘厳な重厚感が迫ってきます。洗いをかけずとも、黒光りする木の表しは、時を重ねるたびに増していく味わい深さ、つまり、経年美化の象徴です。木は変質しないだから変装させる必要もないのです。ありのままの姿を晒すことの潔さ、心意気にこそ意義があるのでは...