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檜(ひのき)の物語

日本人にとって「檜(ヒノキ)」は特別な木です。その名は「日(ひ)の木」、つまり「太陽のように尊い木」という意味からきているともいわれます。古来より神社仏閣に多く使われ、伊勢神宮の社殿も20年ごとにすべて建て替えられますが、その材は必ず檜。清らかさと強さを兼ね備えた、まさに神聖な木なのです。

檜の香りをかぐと、心がすっと落ち着くのを感じませんか。この香りにはリラックス効果があり、防虫や抗菌の働きもあるとされています。先人たちはそれを経験的に知っていて、大切な建物に檜を選んできたのかもしれません。

また、檜は強度が高く、水にも強いので、風呂桶や船にも使われてきました。千年を超えても耐えると言われるほど耐久性があるのです。だからこそ「檜舞台」という言葉が生まれ、一世一代の大舞台に立つことを檜に例えたのでしょう。

私は、檜の家づくりに関わるたびに、本物の素材には人を包み込む力があると感じます。

最新の技術やデザインも大切ですが、何百年と人の暮らしを守り続けてきた木が持つ力は、やはり偉大です。

...檜の香りに包まれた空間で過ごす毎日は、きっと心と体をやさしく癒してくれることでしょう。..'

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