いざというときの備え。我が家の防災対策
2026/02/17
近年、地震や台風、豪雨などの自然災害が全国各地で発生しています。住宅に携わる仕事をしていると、「家族を守る家とは何か」を改めて考えさせられる場面が少なくありません。
今回は、これだけはやっておいた方がいい「我が家の防災対策」をご紹介します。特別なことではありませんが、日頃の備えがもしもの時に大きな差を生みます。
1.家の中の安全対策(家具の固定は最優先)
地震によるケガの多くは、家具の転倒や落下が原因です。どれだけ丈夫な家でも、室内が安全でなければ意味がありません。以下を徹底しましょう。
・背の高い家具はすべて壁に固定
・寝室には大きな家具を置かない
・食器棚には耐震ラッチを設置
・テレビは転倒防止器具で固定
特に寝ている場所の安全確保は重要です。避難よりも先に命を守る環境づくりを意識しましょう。
2.備蓄は「3日分」ではなく「1週間分」
一般的には3日分の備蓄が推奨されていますが、実際の災害時は物流の回復に時間がかかります。おすすめは最低7日分です。
備蓄例として
・飲料水(1日3リットル目安)
・レトルト食品、缶詰
・カセットコンロとボンベ
・モバイルバッテリー
・簡易トイレ
・常備薬
ポイントは普段の生活に近いものを備えること。常備食だけでなく、日常使いしながら循環させる「ローリングストック」が現実的です。
3.停電対策は夜を想定する
停電は昼間とは限りません。夜間の暗闇は想像以上に不安を増幅させます。
対策として
・各部屋に懐中電灯を常備
・足元灯を設置
・手回しラジオを用意
・ポータブル電源を準備
特に小さなお子様や高齢のご家族がいるご家庭では、移動時の安全確保が重要です。
4.家庭で避難のルールを共有する
以外と見落とされがちですが.事前の話し合いは非常に大切です。
・避難場所の確認
・連絡手段の取り決め
・集合場所の設定
・役割分担
災害時は電話がつながらないことも多いため、「どう動くか」を事前に決めておくことで安心感が大きく変わります。
5.住宅のプロとしてお伝えしたいこと
防災は特別な設備だけでなく、「住まい方」そのものが大切です。
・重いものは下に収納すること
・避難経路に物を置かない
・定期的に点検する
そして何より「備えは一度で終わりではない」ということ。家族構成や生活環境の変化に合わせて見直していくことが重要です。
.....災害は防ぐことができません。しかし、被害を減らすことはできます。住まいは家族の命を守る場所です。住宅に携わる立場として、そして一人の家族として、これからも「安心して暮らせる家づくり」を追求していきたいと考えています。...皆様もぜひ、この機会にご家庭の防災対策を見直してみてください。...備えは未来の安心につながります。...






