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木の家は梅雨でもサラサラ快適?!

無垢材の調湿作用によって梅雨でも快適です

無垢材には天然の調湿作用があります。

無垢材は、木材を乾燥させただけで、塗料なども塗っていない状態のものです。木は切った後も呼吸を続けているため、その表面は空気中の湿度が上がると湿気を吸い込んで、乾燥すると内部の水分を放出する機能があります。いわば、天然の調湿作用で、それよってある程度室内の湿気をコントロールできるのです。

 

また、表面に塗装を行っていないため、水分は木の内部に吸収されます。汚れが染みこみやすいというデメリットもありますが、湿気を吸収するため表面に水滴がついたりすることがありません。吸収しないガラスや、プラスチックなどの場合、湿度が上がると表面が結露したり、手の汗などによって手と表面の間に水分が残り、べた付いた感触になってしまいます。無垢材がべたつかないのは、こうした水分のコントロールができるためです。木の呼吸をさまだげないオイルなどを塗り込むことで、表面のサラサラはそのままに、汚れなどはつきにくくすることもできます。オイルを塗った木の床なども、シックな色合いになって素敵なので、人気のある仕上げ方法です。

 

梅雨の時期は特に、どうしても湿度が高くなるので、部屋の中がベタベタしやすくなってしまいます。しかも、雨で洗濯物が干せなくて室内に干したりもするので、さらに湿度が上がってしまいます。気温も高く、蒸し暑い季節なので、湿度が高いと非常に不快です。そこで湿度をコントロール出来て、サラサラした手触りの木の家は特に梅雨の季節に快適さを感じるはずです。断熱性が高いので、冷房効果も高く、梅雨の不快な暑さが苦手な人には特によいでしょう。

 

まとめ

無垢材のもつ調湿作用は、梅雨の湿気が多い時期でも家の壁や床をサラサラに保ってくれるので、とても快適です。湿度が高い季節はどうしても触れたところがべたつきやすくなるので、べた付きが嫌な人にはおすすめです。ただし、湿気を吸うだけでなく、汚れなどもしみこみやすいという特性がありますので、その点は気をつけてお手入れをするようにしましょう。オイルなどで仕上げた無垢材は、調湿作用は残したまま表面が汚れにくくなるのでおすすめです。色合いもシックになるのでインテリアの面からもそちらを選ぶ人も少なくありません。

 

 

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