木のぬくもりや優しい香りがある木造住宅は、ほっと一息つけるような居心地のいい空間を作ってくれます。木造と言っても、使用できる木材の種類は多く、それぞれに特徴が異なります。木材にはどのような効果があるのか、これから木造の家を建てたいと考えている方は、木材の性質を知ることからはじめてみましょう。木目の美しさや費用は重要ですが、特性を知り数年後.数十年後の姿を想像することも大切です。四季がある日本の気候には、日本の風土で育った国産桧(ヒノキ).杉(スギ).欅(ケヤキ)が適しています。高温多湿の日本では、住宅の耐久性が問われますが、国産の木材を使って大切に住むことで、快適に長持ちさせることができます。無垢の木は美しい木目を持ち、温もりがあり、良い香りがして、気分を落ち着かせます。家の中に生息する「ヤケヒヨウヒダニ」などのチリダニ類、および、そのフンや死骸は、アトピー性皮膚炎や気管支喘息などのアレルギー性疾患を引き起こすことが知られています。木材には数パーセントの精油が含まれており、この物質が木材の樹種に固有の香りを与えています。この木材の香り物質にダニの行動.繁殖の抑制効果があるとされています！...このように木材は、私たちの生活に色々な良い影響を与えてくれます。...木と共存する生活を楽しんでみませんか？...