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木の家を低コストで建てる方法はありますか?

木材の質を落とせば、木の家を低コストで建てることができます。

木の家を低コストで建てるには

木の家を低コストで建てるには、材質のレベルを落とすことが重要となります。

「高品質でありながらコストを抑える」という言葉がありますが、これは恐らく「最高の材質を使いながらもできるだけコストを抑えた」ということなので、一般的にはかなり高価な家作りということになるでしょう。

木の材質は、国産無垢材、海外無垢材、集成材といった順番で価格が変わってきます。

さらに細分化することができるので、木の材質を変えるだけでかなり家の価格に違いができるのです。

 

木の材質で考える

木の材質の高低を考える場合、一番の低コストを考えるとなると、集成材、しかも海外材を使うことが一番となります。

一部で「廃材などを使用すればよいのではないか」という意見もありますが、強度の点などからお勧めはできません。

一般的なハウスメーカーではそのような要望は受けず、新品の木材を使うことになるのですが、それでも安い素材はいくらでもあります。

高級素材を突き詰めればキリがありませんが、反対に安く上げようとするといくらでも安く出来るのが木の材質なのです。

 

家の形で考える

木の家で一番お金がかからないのは、四角い総二階の家です。

構造を見ればわかるのですが、シンプルな形なので、材料を無駄なく使うことができ、価格を抑えられます。

少し凝った作りにしたいなら、L字のお家もおすすめです。

やはりオーダーメードで凝った作りにすればするほど、必要な材料が増え工期も伸びるので、必然的に木の家の価格も上がっていきます。

ちなみに総二階の家でも長方形よりも正方形のほうがより低コストで作ることができるようです。

 

まとめ

木の材質はいくらでも低コストにできますが、木の材質を低コストにするならば、様々な薬剤を使って腐食を防止し、シロアリが繁殖しないようにしなくてはいけません。

臭いや薬剤などにアレルギーを持つ人がいる場合は、それだけでもかなりの影響が出ることもあります。

低コストで抑えれば、同時に様々なリスクを背負うことになるので、長く住むためにはどういう家がいいのか、コストを削減すればどういったデメリットがあるかを考えたうえで、予算やイメージからコストを削減できる箇所を選んでいくのがよいでしょう。

 

 

 

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