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木の家を長持ちさせる3つのポイントとは?

木の家の大敵は湿気・地震・シロアリです。長持ちさせるためにはそれらの対策が欠かせません。

 

木の家は長持ちしないというのは本当でしょうか?

木は腐りやすいから木の家は長持ちしないというのは本当ではありません。日本には1000年以上前に建てられた木造建築がいくつも残っていますし、現在でも腐ったりはしていません。適切な建て方とお手入れをすれば、木の家は長持ちするのです。

 

ポイント1 湿気対策

日本は非常に湿気の多い国です。木の家にとって湿気は大敵で、カビが生えたりシロアリが湧いたりと、家そのものにダメージを与える原因になってしまいます。夏はつねに湿度が高くジメジメしていますし、冬は冬で結露によって窓の下がびっしょりになってしまったという経験は誰にでもあるでしょう。木には調湿効果があるため比較的室内の湿度を調節する働きがありますが、床下の湿気などはなかなか簡単には排除できません。家を建てる段階で風向きを考えて通風孔を多めに作ったり、通風孔にファンをつけるなどしてできるだけ床下の風通しが良くなるような工夫をするのがよいでしょう。

 

ポイント2 シロアリ対策

これも湿気と関係してきますが、床下にシロアリが繁殖するとどうしても木の家は長持ちできなくなります。どれだけ気をつけてもシロアリが繁殖してしまうことはあるのですが、できるだけ防ぐためには、床下や家の周りの風通しをよくする、家の周りに廃材などを放置しないといった基本的な対策をきちんと行う必要があります。また、どれだけ対策してもシロアリが巣を作る可能性はあるいうことを常に念頭に置き、見つけたら早めに業者に頼んで駆除を行いましょう。

 

ポイント3 地震対策

日本は地震大国です。そして、家屋が倒壊するほどの地震はここ数十年の間にも何回も起こっていますし、この先も起こることが予想されています。そうした中で命を守るためにも、耐震性は必ず考慮に入れて住宅を選ぶようにしましょう。

 

まとめ

湿気・シロアリ・地震の対策は、木の家を長持ちさせるうえで欠かせないものですが、どれも家を建てる段階で対策が必要なものもあれば、住んでから日々の生活の中で注意するべきこともあります。一つ一つの対策は小さなものでも、どれも大切な家を長持ちさせるためには必要なものですから、きちんと対策していくようにしましょう。そうすれば、木の家は思った以上に長持ちするものです。

 

 

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