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砂漆喰とは何ですか?そのメリットとデメリット、メンテナンス方法について教えてください。

砂漆喰とは、漆喰に砂を混ぜたもので、強度が上がり、味わいのある風合いになります。

 

砂漆喰とは

壁塗り材として有名な漆喰ですが、その漆喰に砂を混ぜたものが砂漆喰になります。漆喰のツルっとしたクリアな感じはなくなりますが、砂を混ぜることで強度が上がるため、漆喰の下に中塗り材として使われている素材です。最近は、その砂漆喰をあえて表面に塗ることで、味わいのある壁を好む人が増えています。

 

砂漆喰のメリット

漆喰は、見た目に美しく吸湿性にも優れた人気の壁塗り材ですが、徐々にひび割れが生じたりするのが困ったところでもありました。それに対して、漆喰に砂を混ぜた砂漆喰は強度が高く、ひび割れをしづらくなるというメリットがあります。砂が入っているため、塗った表面は凸凹のあるザラザラした質感になり、より土壁の雰囲気になるため落ち着きのある独特の味わいが出るのも良いところです。

また、砂漆喰はもともと漆喰を塗る際の、下地・モルタルを塗った後に漆喰の中塗り材として使われるもので、コストも漆喰に比べると下がりますし、砂漆喰を塗ってから漆喰を塗る、という工程が、漆喰を厚く塗るだけになるので施工も楽になります。

凹凸があるので意外と汚れが目立たず、漆喰の持つ吸湿性などはしっかり持っているので室内に使うと快適に過ごすことが出来るのもメリットです。

 

砂漆喰のデメリット

砂漆喰のデメリットは、やはり汚れてしまうと消しづらいという点があります。雑巾などでゴシゴシこするわけにいきませんから、どうしてもきれいにならない場合は表面をサンドペーパーで削ったり、上から塗りなおしたりということも必要になるかもしれません。

また、砂漆喰で味わいのある表情を作るには、技術の高い職人が必要になり、職人の腕によって仕上がりが左右されるのもやや不安なポイントです。信頼できる施工店に依頼して仕上げてもらうのが良いでしょう。

 

まとめ

砂漆喰は、漆喰に砂を混ぜたもので、ザラザラした味わいのある仕上がりになるだけでなく、強度も上がるというメリットがあります。また、砂を混ぜることでコストも下がるので、仕上がりの風合いが好みに合う場合は、とても便利な建材といえるかもしれません。とはいえ、基本的には漆喰なので、汚れてしまうときれいにしづらく、仕上がりが職人の腕に左右されるといったデメリットがあることも覚えておきましょう。

 

 

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