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無垢の家によくある縁側。その魅力と上手な活用方法について教えてください。

縁側は風情があるだけでなく、夏は涼しく冬は暖かく過ごすことができます。

 

縁側とは

縁側とは、部屋の外側に作られたスペースで、廊下の代わりに使われたりすることもあります。縁側の外側にガラス戸や雨戸をつけることで、室内の拡張スペースのように使えるくれ縁と、雨戸などがなく雨などが降りこむ濡れ縁がありますが、最近では縁側として作られるのは濡れ縁がほとんどです。

 

縁側の魅力

縁側は日本人がホッとするような風情がありますが、実は夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるような工夫でもあります。縁側があるとそれを覆うだけ家の庇が長くなりますが、そうすることで夏の暑い日差しが部屋に入り込むことを防ぎます。そして風はしっかり通すので、夏でも涼しく過ごすことが出来るのです。逆に冬は、太陽の位置が低くなるので、庇が長くても太陽の光は室内に届きやすくなります。これが夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる秘密です。また、木と自然の力で家を快適に保とうとする無垢の家のコンセプトに合っていることから、無垢の家に縁側が多く取り入れられているのです。なお、室内から続く空間として縁側があることで、部屋を広く感じさせることができたり、屋内と室内の中間地点ということで、風を感じながら過ごすことができるのも魅力でしょう。

 

縁側の活用方法

縁側は、庭に面して作ることが多いため、いろいろな活用方法があります。もちろん座って庭を眺めながらお茶を飲むだけでも気持ちのよい空間ですし、子供にとっては庭から室内に続く格好の出入り口であり、縁側そのものが楽しい遊び場になります。また、ちょっとしたイスやテーブルを置けばカフェにいるような気分でお茶や食事を楽しむことができますし、ウッドデッキのような感覚でバーベキューをする人もいます。また、雨があたらないので洗濯物を干すのにも便利です。

ただ、あくまでも外に面した空間になるので、人通りが多いところや、人目が気になるところでは作りにくいですし、開口部が広くなるので防犯面も考える必要はありますが、作れるだけの庭や敷地の余裕があれば縁側はあると何かと便利です。

 

まとめ

昔から日本の住宅に使われていた縁側は、そこで気持ちよく過ごすことができるだけでなく、夏の日差しを遮って冬は陽だまりを作ることで夏は涼しく冬は暖かく過ごす工夫となっていました。最近ではその魅力に注目する人が増えており、自然の力を活用しようとする無垢の家などでも多く取り入れられています。

 

 

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