無垢の家に似合う、ストーブ。ペレットストーブと薪ストーブの比較。
薪ストーブは雰囲気も温かさも抜群ですが、使い勝手の良いペレットストーブを使う人も増えています。
薪ストーブとは
薪ストーブとは、その名のとおり薪を燃やして部屋を暖めるストーブです。ストーブの中で安全に薪を燃やせるようになっており、無垢の家には非常に良く似合うということで導入する家も少なくありません。遠赤外線で温めるため、家じゅうポカポカしますし、体の芯から暖まるような感じは他の暖房器具ではちょっと味わえないものです。また、オーブンが併設されているものや、天板の上にやかんや鍋を置いて煮込み料理ができるものなど、便利な点もたくさんあります。
薪ストーブのデメリット
薪ストーブのデメリットは、まず薪の確保が大変だということがあります。自分で薪を集めるのはかなり手間がかかりますし、ホームセンターなどで購入も可能ですが、すべて購入に頼ると毎月5万円以上かかるなど、光熱費としてはかなりの出費になってしまいます。その他、ススがでるため周囲への配慮が必要だったり、煙突を上に通さなければならないので設置の費用もかなり高くなります。
ペレットストーブとは
ペレットストーブは、薪の代わりにペレットと呼ばれる細かい木材などを砕いて固めたものを燃料として使います。薪ストーブのような炎の迫力はありませんが、ファンがついていることもあって十分部屋は暖まります。また、ススが出にくく、薪に比べるとペレットは安いので、コストの面ではかなり費用を抑えることができるでしょう。排気は必要ですが、壁からの排気も可能なので、比較的工事も小規模で済みます。畳の上にでも設置できたり、鍋のおける天板があるものもありますし、火をつけたり消したりも比較的短時間でできるのも便利です。
薪ストーブとペレットストーブのどちらがよいか
薪ストーブは暖かさや炎の雰囲気など、設置や管理が可能であれば非常に素晴らしいものです。しかし、薪の購入や置き場所の確保、毎年のメンテナンスなどを考えて、より手軽に薪ストーブに近い暖かさをえられるペレットストーブを選ぶ人も増えています。予算や使い勝手を考えて、ライフスタイルに合ったものを選ぶようにしましょう。
まとめ
薪ストーブとペレットストーブは、どちらも非常に暖かく、無垢の家には似合うストーブです。何かと大変ですが雰囲気も抜群の薪ストーブを選ぶのもいいですし、手軽に使いたい場合はペレットストーブにするとよいでしょう。