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古民家と現代の住まいが融合する。

かつての家には、それぞれ独自の幸福感というものがあったような気がします。子供たちは、父母の生き方や暮らしの佇まいに尊敬の念を抱き、ひたすら幸せな気分を求めていました。分不相応な豊かさではなく、茶器ひとつ、お箸一膳が新しくなっただけでとても嬉しかったささやかな幸せの記憶。家には家族が互いに信頼しあえる秩序が存在していたと思います。

100年の時を経過した民家の木組みは、びくともしていません。むき出しになった、天井の小屋組みに目をやると、重厚感が迫ってきます。洗いをかけずとも黒光りする木の現しは、時を重ねるたびに増していく、味わい深さ、つまり、経年美化の特徴です。木は変質しない。だから、変装させる必要もない。ありのままの姿をさらけだすことの潔さ、心意気にこそ意義があります。モダンなシステムキッチンと天井の木の現し、この以外な組み合わせは、すまう者の意識に新鮮な感覚を引き出してくれます。

古民家.現代の家、それぞれの良い所を融合させる。

これが、我々が提供している、本物の木の家のコンセプトです。

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