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小さな家で豊かに暮らす..家を小さくして質を上げる…

今の時代、無駄に大きな家に住まないことが良識として語られるべきなのかもしれません。特に今の若い人たちは、大きな家に対して、あまり良いイメージを持っていないようです。掃除が大変、光熱費が高い、動線が長くなって無駄etc..など、少し前にテレビのインタビューで、20代、30代の若い人たちに、大きな家に住んでみたいですか?って聞いていました。無駄が多そう、住みたくないです。って、答えてました。...

これがこれからの時代なのでしょうか?...ここで言う小さな家とは、面積が小さくても空間を広く使う、見せるなど工夫のある家、こだわりの家、言い換えると...造り手にプレッシャーのかかる家、設計者の技量を有する家...のことです。

高度成長期には少しでも大きな家に住むことが、豊かさの基準の一つだったように思います。もはや、日本は持ち家だけで比べるとアメリカに次いで広い家に住んでいるそうです。イギリスやフランス、ドイツより広い家だそうです。しかし、住まいの質は良くなったのか?というと決してそうではないょうに思います。むしろ、少しでも大きな家を安く建てることで大味な家が増えてしまったように思います。特に地方はそのような傾向が見られます。少しでも広くしたいという家造りでは、街並みもよくなるわけがありません。小さいことをネガティブにとらえる必要はありません。面積を小さくすることで、余裕ができた予算を、質を上げることに使う方が心地良く暮らせるのではないかと思います。家を大きく造ろうという時代はもう終わったような気がします。これからは、.,小さな家で、豊かに暮らす...そんな時代が来たのでは...

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