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洗い出し(左官工事)

雨楽な家でも、土間や玄関ポーチ、外構のアプローチの仕上げなどに使っています。洗い出し仕上げとは、セメントモルタルに色石など大きめの骨材を入れて塗りつけ、完全硬化する前に噴霧器やブラシで水洗いして、石の頭を表す仕上げのことです。文字通り「洗い出す」ので洗い出し仕上げといっています。洗い出し仕上げは大きな骨材が入るため、モルタル仕上げよりも丈夫です。(セメント系の材料は骨材が大きくなるほど仕上がったものは硬くなります。モルタルよりもコンクリートが硬いのは入っている骨材が大きいからです。)そのため、昔から玄関床、立ち上がり、お寺の腰壁、商店の正面の壁、等に使われていました。洗い出し仕上げの技術的に難しいところは、種石をしっかり詰めて塗りつけることと、表面のセメント分を洗い出す作業とタイミングの見極めです。種石が入ったモルタルは、入れないモルタルに比べるとゴロゴロしており、塗りにくい状態になっています、これを壁面でもしっかりと石が均一に詰まっている状態に塗りつけるには、厚塗りができるしっかりとした技術が必要です。タイミングが早いと材料がまだ柔らかく、残ってほしい部分まで洗い流されてしまいます。タイミングが遅いとセメントが硬化してしまい、洗い出せなくなってしまいます。夏場と冬場では当然洗い出すタイミングも違ってきます。材料の都合に合わせて仕事を進めるのも、左官工事の難しいところです。

...今は洗い出し用にセメントの硬化を遅らせたり、タイミングが多少遅くても塩酸を使ってきれいに洗い出せるフォローをする材料もあるそうですが、そういうものに頼るのではなく、本来の洗い出しの伝統工法はしっかりと受け継いでいってほしいものです。...

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