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妻籠の街並を歩く。(江戸時代の風情を残す宿場町)

妻籠、馬籠といえば、皆さん一度は訪れたことがあると思いますが、私も、何度となく訪れていますが、毎回新鮮に感じて何度来ても楽しめます。そんな妻籠の街並の魅力に触れてみます。...

中山道四十二番目の宿場「妻籠宿」。尾張名古屋と信州飯田とを結ぶ飯田街道との分岐点であり古くから交通の要所として栄えた宿場町です。全国各地の宿場町が徐々に姿を消していく中、「売らない、貸さない、壊さない」という姿勢を貫き、いち早く景観保全活動に取り組んだのがこの妻籠宿。その活動が認められ、国の重要伝統的建造物群保存地区の最初の選定地に選ばれています。ここに暮らす多くの人たちの力によって、今も守られ続けるおだやかで美しい街並は、古き良き時代の面影を感じることができます。

見どころ...妻籠宿本陣...

現在は南木曽町博物館の一角に、脇本陣と共にその姿を残しています。本陣とは、大名など身分が高い人が宿泊するための宿で、最後の当主は島崎藤村の兄、島崎広助。広助が東京にでたために明治二十年代に取り壊されてしまいました。が、平成七年に復元。江戸時代の間取り図を元に、当時の様子が忠実に再現されています。また、本陣に次ぐ格式を持つ脇本陣は、木曽ひのきをふんだんに用いた堂々たる造りです。国の重要文化財にも指定されています。

出梁造りの建物...出梁造りとは、街道に面した二階部分が一階よりも張り出ている構造のことです。建物をささえる梁の部分が道路側に長くせり出していることによって、二階の床面積を増やし、また庇の代わりとしても使われてきました。出梁造りは周辺の宿場町にも多く見られる建築様式です。

...古い街並や、建築を見ていると、新しい気付きがあったりします。...古い街並、建物を見るの結構好きです...癒されます...

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