ブログ記事

社長のひとり言

トップ > 社長のひとり言 > 棟梁の気づかい.焼杉

棟梁の気づかい.焼杉

玄関の土間に丸窓を付けて飾り小棚を付けました、最初の計画では、小棚は普通の杉板を使う予定でしたが、お施主様が現場に来られた時に棟梁と話をして、こんな感じをイメージしているんですというお話をされたそうで、それなら焼き杉風にしたらどうですかと、杉板をバーナーで表面を焼いて焼き杉風にしてくれました。

...イメージ通りになりましたとお施主様は大変喜んでみえました...

...こんな、ちょっとした気づかい、できるようでなかなかできないものです...棟梁に、感謝...

焼杉とは、読んで字のごとし杉板を焼いて表面を炭化させた板のことです。杉板の表面を焼いて意識的に炭化した層を作ることで格段に耐久性が増します。また、デザイン的にも落ち着いた感じになるため、好んで使われています。昔、焼杉は、大工などの職人が知る杉板の加工方法の一つでした。世界の知恵は、あまり知られていないローカルな情報も多く、この焼杉についても西日本では一般的に行われていたようですが、東日本では、行われていなかったようです。

...棟梁がいつも言っています、ひと手間加えると本当に良いものができるんだよ...愛情をかけないとできないけどなって...

一覧に戻る

お問い合わせはこちら