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「共働き夫婦の家」を考える

夫は外で働き、妻は専業主婦というサラリーマン夫婦の図式は、この30年間で大きく変化し、今では共に外で働く「共働き夫婦」が当たり前になってきました。安倍政権の公約の一つに、指導的地位に女性が占める割合を30%以上とするという目標を掲げています。あの自民党が女性活用を前面に打ち出す時代がやってきたのです。企業も真の女性活用に本気で取り組むべきである。そんな時代の流れから、「共働き夫婦の家」を考えてみました。

女性目線というキーワードは、今住宅業界に欠かせない視点となっています。「共働き夫婦の家」のコンセプトである「女性目線の家造り」を考えるにあたり、子育て上手、家事上手、収納上手、という3つのテーマを考えてみました。

1.子育て上手...子供と両親が一緒に過ごせる時間や空間を意図的につくることが大切である。食を中心に家族が集い、勉強や読書の場となる共有スペースを設け、オープン空間や吹抜けで互いの気配をいつも感じられることが大切です。

2.家事上手...家事上手は仕事と家庭のワークライフバランスがよい。家事は効率的、機能的に行えることや、家族で協力し分担することにより、負担を軽減することが大切です。それにより貴重な「自分の時間」が生まれ、家族のコミュニケーションや個人の趣味などのゆとりが生まれる。ちょっとした心の贅沢を日々の暮らしに取り入れることが大切である。

3.収納上手...日常生活のなかで、家族全員が絶えずストレスなく整理整頓できることが重要です。収めるモノの容量や形状を考慮した寸法を確保した収納力と、モノに応じた収納の考え方。それに、家族がいつも使う場所に必要なモノがいつもあることが大事になります。使い勝手のよい利便性の高い収納が部屋を美しく保つ秘訣です。

...間取りから収納棚、小物に至るまで気を配ることで、共働き夫婦のための機能的な家づくり、家族が助け合い心豊かに暮らせる家造りを提案していきたい...「共働き夫婦の家」を推進することにより、女性が働きやすい社会を支援していきたいと考えています...

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