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引き戸を見直す


最近の住宅では、個室に開き戸を用いることが多いですが、さまざまな点で引き戸の方が使い勝手がよいと思います。まず、引き戸は場所をとりません。開き戸の場合、扉を開ける部分には物を置くことができず、デッドスペースが生じます。引き戸は開けたままにしていても風で勝手に閉まることがなく、小さな子供がいる場合でも安心して通風や採光を確保することができます。もう一つ、引き戸を数枚用いて、必要なときに開閉する間仕切り壁のように使えば、空間の大きさに可変性が生まれます。設計段階で引き込みスペースを設けると、開けたときにスッキリとした空間になります。気配が感じられるようにと、子供部屋やリビングに用いられるほか、バリアフリーや介護を考えたトイレや洗面所などにも使われます。また、障子もおすすめです。外部からの視線を遮るためには、カーテンやブラインドをつけるのが一般的ですが、障子を使うのもなかなかいいものです。障子は直射日光を適度に遮り(40〜50%)透過させます。また、内障子はガラス窓からの冷気が室内に冷たい気流を起こすコールドドラフトを抑える働きもあります。





...「雨楽な家」では、引き戸を標準として、設計しています、和洋とわず、障子、内障子をリビングや洋間にも取り入れた、「和モダン」な設計を積極的に行っています...














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