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基礎断熱とは?


最近よく耳にする、基礎断熱ですが、ベタ基礎の普及と共に増えてきました、基礎断熱について、説明します。





基礎断熱とは、床下も部屋の内部という考えで基礎で断熱を取る施工方法です。基礎の外側に断熱を施工する方法と内側に施工する方法、外側と内側の両方に施工する方法の3パターンがあります。一般的には、内側に断熱する方法が多いみたいです。断熱性能としては、今までの床断熱より、基礎断熱の方が高いと言われます。では、基礎断熱のメリット、デメリットを見ていきましょう。





メリットとしては、基礎コンクリート土台の間や基礎を貫通する配管などに注意が必要ですが、床断熱に比べると気密がとりやすいです。気密が高い(隙間が少ない)ことは、暖かい住宅を造るのに重要なポイントになります。気密性と断熱性はセットで考える必要があります。冬場は、コンクリートが室温や地熱の影響で蓄熱層となり、床下から暖めてくれます。





逆に、夏場は外気温より地熱の方が温度が低く、コンクリートが冷やされます。その結果、床下の空気を冷やすので、床も冷やしてくれます。もちろん、地熱だけで十分な効果はないので、冷暖房機器を使う必要はありますが、補助的な役割にはなります。





床下も部屋の内部という考え方のため、居室内との温度差も小さいです。そのため、床下にある給排水管が凍結する心配もありません。





デメリットとしては、まず、床下断熱に比べて、コストが高くなります。もう一つ、白蟻の対策に注意が必要になります、基礎断熱の場合、断熱材の中に白蟻が隠れていて、床断熱に比べて発見しにくい。





...上記のようなメリット、デメリットを理解した上で考えることをお勧めします...














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