ブログ記事

社長のひとり言

トップ > 社長のひとり言 > 建物の形をシンプルに

建物の形をシンプルに


家を建てた人にアンケート調査したところ、50%以上が予算内に収めることができなかったと答えています。プランを検討する際には、どのようにコストを調整すればよいのか?家の形から広さ、間取り、設備.建材のグレードの見直し、DIYまで、コストダウンのコツを考えていきましょう。





設備、仕様を落とすのではなく、まず、建物の形をシンプルにすることを考えましょう。総2階にして屋根、基礎工事の量を減らす...「総2階」は建物の上下が揃った2階建のことで、屋根は2階のみ。上下が揃わない形は、1階にも屋根が必要になります。総2階は屋根工事費が最小限で済み、また、上下が揃うことで建物が安定しやすく、柱など構造材も最小限で済みます。特に複雑な形を望まないなら、シンプルな総2階が割安になります。





外周の凹凸を減らし外壁の量を削減する...建物に凹凸が多いと、外壁の量が増え、それとともに柱や梁、筋交いなど構造材も増えます。工事もより手間がかかるので、材料費、工事費共にアップします。四角い形状なら凹凸が最小限で済み、建物の強度的にも安定しやすい。間取りや広さに満足できるのなら、スッキリした四角い形状がオススメです。





屋根は、「寄棟」より「切妻」に...屋根の形は色々あるが、一般に多いのは「寄棟」と「切妻」です。寄棟は4方向に傾斜面があり、切妻は2方向でよりシンプルです。形が複雑な分、寄棟は切妻より工事の手間がかかり材料も増える場合が多い。切妻はデザイン的にもスッキリし、コストの節約にもなります。





...ウッドショックにより、木材の価格が高騰しています、建物の形状をよりシンプルにすることは、コストダウンにつながってきます...シンプルな形状だけれど使いやすい良い間取り、プランを考えていきましょう...














一覧に戻る

お問い合わせはこちら