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自然素材(自然のいとなみを受け入れる)

乾燥した日に、パキッと家中に響く音は、無垢の木の柱や梁の笑い声。気持ちよさそうなので、「そんなに気持ちいいか?」と誘われて笑ってしまいます。人が大笑いするのを、「破顔する」といいますが、転じて果実が熟れて口を開くことや、無垢の木の柱や梁に自然に割れが入ることを「笑みが入る」といいます。無垢の木は、よく乾燥した材でも多少の割れ、そり、ゆがみがきます。床は汚れがシミになって残ります。漆喰などの塗り壁はひびが入り、柱との間にすきまができます。しかし、これらは昔の人は当然のこととして受け入れていたことです。
メンテナンスフリーの工業製品に囲まれた現代の私たちにとって、メリットだけの自然素材はありません。自然素材はいきものです。日頃から目をかけ手をかけ心をかけ、定期的にメンテナンスをするなどそれなりの覚悟が必要なのです。
...少し心配になるようなことを書きましたが、実際に「雨楽な家」に住んでいるお施主様たちの話を聞くと、最初は、桧、杉、漆喰などの自然素材のメンテナンスを心配していましたが、住んでみると、なんてことはない全然ほったらかしで大丈夫です。割れやスキマも思っていたほどではなく、全然大丈夫ですよ。...それよりも、自然素材のメリットの方が大きいですよ...って...
...私的には、外装材に無垢の木を使った場合は、定期的に保護塗料を塗るぐらいで、内装については、建具などのそりを調整するぐらいでいいのではないかと思います。...






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