名古屋市・知多市で注文住宅・木の家の工務店なら明陽住建

ブログ記事

社長のひとり言

トップ > 社長のひとり言 > SDG sへ貢献する

SDG sへ貢献する

最近よく耳にする「SDGs」とは、sustainable Deve lop ment G oals(持続可能な開発目標)の略称です。2015年に国連で採択された国際目標で、SDGsには17の目標(ゴール)があります。日本政府もSDGs推進本部を2016年に設置。
SDGsを企業も含め、すべての人々が関わる普遍的な目標と位置づけています。そんな中、「地域工務店は先進的な役割を果たすことができる」と説く、武蔵野大学工学部環境システム学科の白井信雄教授の研究の一部を紹介します。

テーマは「地域に密着した工務店の家づくりによる SDGsへの貢献」であり、4つの側面に分類できます。1つめは「住む人のウェルビーイング」。地域で住宅を新築できる世帯は限られ、様々な所得、国籍、心理健康状態の人々がいて、多様な居住ニーズを持っています。彼らの声に耳を傾け、地域全体としての幸福度を高めていけるか、つくり手の貢献が求められています。2つめは「暮らしの環境配慮」。住まい手の暮らしで、エネルギー、気候変動、廃棄物など、環境負荷のかかる暮らしを助長していないか。国内ではco2排出量の3割以上を家庭部門が占めるが、排出量をいかにゼロにしていくか、つくり手の責任が問われています。3つめは「家のライフサイクル.サプライチェーンでの配慮」。建築から解体までの過程で、部材調達、製造加工、廃棄で環境負荷をかけていないか。建物長寿命化のために部材選定、納まり、メンテナンス体制を整えているか。工務店は新築だけでなく、リフォーム、再利用、解体廃棄まで関わるというあり方が主流になっていく。4つめは「家づくりの関係者への配慮」。地域密着の工務店にとって従業員や協力会社は地域の構成員でもある。従業員の雇用条件、ジェンダー平等、教育投資による働く環境に配慮し良好に整えることは、地域コミュニティーを豊かにすることに直結するはずです
...少し難しいことを書いてしまいましたが、以上のように、社会全体で脱炭素化が強く求められるなか、地域密着の工務店は「持続可能な地域づくり」でフロントランナーとしての役割を担っていかなければならないようです...



一覧に戻る

お問い合わせはこちら