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古民家カフェ

最近、人気の古民家カフェに行ってきました。名古屋市内にも数軒あるそうです。その中の大須の商店街にある町屋風の古民家カフェに行ってきました。土曜日の午後ということもあり、待ちの行列ができていました。待つこと30分ぐらいで入店できました。周りを見ると、ほとんどが若い男女ばかりでした。年寄りはほとんどいませんでした。若い人の古民家ブームが伺えます。私が思っている古民家は、梁表しで100年以上前の伝統工法の建物をイメージしていましたが、ここはそのイメージとは少し違うみたいなので、説明書きを読んでみると、75年前にこの場所に建てられて呉服屋として使われていたみたいです。75年前というと戦後になるので、古民家?...しかし、古民家の定義というのはわりとあいまいなんですが、なんとなく戦前の建物というイメージがありましたので、ここで古民家の定義について改めて調べてみました。


一般的に古民家かそうでないかの線引きは、その建物が「築50年以上」のものであるかどうかでおこないます。国の文化財登録制度でも、築後50年以上経ったものが対象になっています。つまりこの基準で言えば「50年以上前に建てられた家は全部古民家」であるということになります。とはいえ築後50年以上経っていても「あんまり古民家っぽくないな」と思うような建物もあります。また、現在建てられている現代的な家が50年後に古民家になるのかといわれても、ちょっと違うんじゃないかと思う人もいるでしょう。  古民家の特徴には、もう一つ条件あり、それは、一般社団法人全国古民家再生協会」が定義している昭和25年の建築基準法制定時に既に建てられていた、伝統的建造物の住宅というものです。この条件があれば、近代的な建築が古民家に当たることがなくなります。 ...この定義からいくと75年前に建てられたこの建物は、「古民家」ということになります。...定義うんぬんより、なかなかいい雰囲気でした...若者が「古民家」に興味を持ってくれているというのは、我々にとっても良いことなのでは...


 



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