押し壁工法
2023/08/28
押し壁工法って知ってますか？聞いたことぐらいはあるかもしれませんが、よくわからないという人がほとんどだど思います。説明します。狭小地で間口が4m程、隣の壁との間が30cm以下で、外から作業することができない時に用いる工法です。
押し壁工法とは...完全に外側の壁を完成させてから壁を押して建てていく工法です。隣地に建物が建っており、かつ隙間が狭いと後から工事ができないため、先に全ての工事を終わらせておいてから上棟します。柱、梁が組み終わったら、サッシを取り付け、石膏ボード、透質防水シート、外壁下地、外壁工事まで完成させて、完成した壁を立てておきます。後は、上棟時に完成させた壁をレッカーで吊って組み立てていきます。
狭小地でも、こんな工法で建てることが可能です。当然熟練した職人たちが必要ですが、見事に出来上がって行きます。コストは高くなってきますが、長年住んできて離れたくないが建て替えは無理と諦めていませんか？...「押し壁工法」で検討してみませんか？...
今までに、数棟「押し壁」をやってきましたが、、それぞれの現場状況によって押し壁のやり方も変わってきます。設計段階から綿密な打合せが必要になってきます。
今、犬山城の城下町で、「押し壁工法」で計画して、設計打合せ中です。11月上棟予定です。情報発信していきますので楽しみにしていてください。...
