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数寄屋造りと茶室


 


数寄屋造りは、日本の建築様式の一つで、書院造りに草庵風茶室の建築手法を取り入れた様式です。具体的には、以下の特徴があります。


1.草案風茶室の要素を組み込んだ様式:数寄屋造りは、室町時代後期から江戸時代にかけて見られた建築様式で、書院造りに茶室要素をミックスしたようなスタイルです。草庵風茶室は室内の広さが四畳半以下の小さな茶室で、草葺きの屋根、土壁、地窓、躙り口などが特徴です。千利休がこの形式を完成させたとされています。


2.自然素材の活用:数寄屋造りでは竹や杉皮を天井にあしらったり、室内は土壁を塗ったりと、自然素材を取り入れます。丸太をそのまま生かした柱や竹で節を生かしたデザインも特徴です。



  1. 3.シンプルで簡素化した意匠::床の間の段差を無くしたり、長押(なげし)を省略したりすることで、無駄な装飾を削ぎ落とした洗練されたデザインが求められます。代表的な数寄屋造りの建築物には、桂離宮や修学院離宮、西本願寺飛雲閣などがあります。これらは現代の和風住宅のお手本とされています。数寄屋造りは、質素ながらも美しい日本の伝統的な建築様式であり.茶室や和室の魅力を存分に引き出すものと言えます。....「雨楽な家」は、この「数寄屋造り」を原点としながら、最新の設備、スタイリッシュなデザインを融合させた、「和モダン」な家です。....





 

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