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結露する家vsしない家の違いを比較!被害と解決策を紹介

冬の寒い時期や梅雨の季節に多くの家庭で発生する結露。窓や壁に水滴が溜まり、掃除が手間になるだけでなく、健康や家そのものに悪影響を及ぼす可能性もあります。本記事では、結露の発生する仕組みや被害、結露しない家を作るための方法について詳しく解説します。

 

結露とは?

結露は、室内の高温多湿な空気が冷たい表面に触れることで発生する現象です。例えば、冬場に窓ガラスが曇ることや、夏に冷たい飲み物を入れたコップの外側に水滴が付く現象が結露です。

結露には以下の種類があります。

  • 冬型結露:冬に室内外の温度差が原因で発生。
  • 夏型結露:冷房の使用で発生。
  • 表面結露:窓や壁の表面で発生。
  • 内部結露:壁や床下などの内部で発生。

内部結露は特に見えにくく、気づいたときには構造に深刻な被害をもたらしている場合があります。

結露する家としない家の違い

結露する家としない家には以下のような違いがあります。

結露する家の特徴

  • 気密性が低い:窓や壁にすき間が多く、外気が入りやすい。
  • 断熱性が低い:外気の影響を受けやすく、室内外の温度差が大きい。
  • 湿度が高い:室内の水蒸気がこもりやすい。

結露しない家の特徴

  • 気密性が高い:すき間を最小限に抑え、外気の影響を受けにくい。
  • 断熱性が高い:適切な断熱材を使用し、温度差を緩和。
  • 湿度管理が行き届いている:換気や除湿を徹底している。

結露による被害

結露が発生すると以下のような被害をもたらします。

1. カビの発生

結露による水滴はカビの発生源になります。カビはアレルギーや喘息など健康被害の原因となるため、早急な対処が必要です。

2. シロアリの発生

湿気を好むシロアリが木材を侵食し、住宅の構造を脆くします。修理には高額な費用がかかることもあります。

3. 木材の腐朽

結露で濡れた木材は腐りやすくなります。これが進行すると住宅全体の耐久性が低下します。

4. 見た目の劣化

結露により窓や壁に水シミができ、クロスが剥がれることもあります。

結露しない家を作るポイント

結露を防ぐためには、以下の対策が効果的です。

1. 気密性を高める

住宅のすき間を最小限にすることで、外気の侵入を防ぎます。具体的には以下の方法があります。

  • 樹脂サッシを利用する。
  • 気密性の高い断熱材を使用する。
  • 気密シートを施工する。

2. 複層ガラスを採用する

複層ガラスは断熱効果が高く、窓の結露を防ぐのに効果的です。

3. 樹脂サッシを使用する

アルミサッシよりも断熱性能が高く、結露防止に役立ちます。

4. 二重窓にする

内窓を追加して二重窓にすることで、断熱性を向上させ、結露を抑えます。

5. 熱交換換気システムを導入する

室内の湿気を排出しつつ室温を維持するシステムで、快適な環境を保ちながら結露を防ぎます。

日常でできる結露対策

新築だけでなく、既存の家でも以下の方法で結露を防ぐことができます。

1. 室内の湿度を下げる

換気や除湿器を活用し、湿度を40〜60%に保つことが理想です。

2. 洗濯物を室内に干す場合の注意

換気扇を回し、窓を開けることで湿度の上昇を抑えます。

3. 窓ガラスの結露を拭き取る

結露を見つけたらこまめに拭き取り、カビの発生を防ぎます。

まとめ

結露は室内環境の不快感を増すだけでなく、家や健康に大きな被害をもたらします。結露しない家を作るためには、気密性・断熱性の向上や湿度管理が重要です。また、既存の住宅でも換気や除湿といった工夫で被害を抑えることが可能です。

快適で健康的な住環境を保つためにも、ぜひ本記事を参考に結露対策を実践してください。

 

 

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